2026年3月期 第2四半期決算について

株主ならびに投資家の皆様には、常日頃よりご意見や激励のお言葉をいただき、深く感謝申し上げます。

 

さて、2026年3月期第2四半期決算の発表をしましたので、ご報告申し上げます。

 

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、原材料価格の高止まりや人手不足の継続、円安進行などの影響を受けつつも、個人消費やインバウンド需要の回復を背景に、緩やかな回復基調を示しました。一方で、米国の関税政策の動向や地政学的リスクの長期化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 

このような状況のもと、当社では中期経営計画「アートネイチャーAdvanceプラン」最終年度を迎え、毛髪業界におけるトップブランドの位置付けを確固たるものにするとともに、「美と健康」に係る新領域の事業に事業領域を拡充し、「次代を切り拓くアートネイチャー」を次のステージに飛躍させるべく、各種施策を実行してまいりました。

 

その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、リピート売上が堅調に推移したことにより、21,485百万円(前年同四半期比1.7%増)となりました。利益については、販売費および一般管理費が増加したものの、売上高の増加等により、営業利益は1,382百万円(同20.5%増)、経常利益は1,464百万円(同33.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は848百万円(同36.5%増)となりました。

 

下期につきましては、引き続きお客様の需要を喚起すべく、男性向け、女性向けともに秋の新商品を投入すると共に、消費者の購入意欲を促すような営業施策や、広告以外からの施策による新規顧客の獲得に向けた取組みなどを展開していくことで、通期の業績計画である売上高476億円、営業利益27億円の達成を目指します。

 

なお、株主の皆様への配当金は、本中計にて新設した配当方針の考え方に基づき、1株当り14円の中間配当を実施させていただくと共に、年間配当は1株当り28円を実施したいと考えております。また、今年度より追加的な株主還元施策として以前から個人投資家の皆様からのご要望が多かった株主優待制度を新設しました。詳しい内容につきましては当社IRサイトをご覧頂けますと幸いです。

 

引き続き一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2025年10月30日
株式会社アートネイチャー
代表取締役会長兼社長